みっともなくて情けないこんなことを投稿したくはなかったのですが、
同じ留学生、海外在住の方、正規留学を目指している方へ
いつでも起こり得る「うつ病」を知って頂き
誰かがうつ病になるのを止めたくて投稿します。
英国留学をして鬱病になった。
原因はずっとためてしまっていたものが、1つの大きい不安/問題で爆発したから。この状況を理由にするなんて卑怯だと思いますが、私の大幅な環境の変化に加え+コロナという時期でタイミングの悪さもあったかもしれません。
ただ言いたいのは
留学中誰にでも鬱病になる可能性があること。
私自身、人に相談&愚痴を言わない性格、なんでも1人で決め、自分で自己解決できていたしできると思っていた。まさか自分がうつ病になる人間だと思っていなかったし、自分が鬱だと認めたくなかった。無知で恥ずかしいですが、私の周りでうつを患っている人がいなかったのでうつ病を軽視していました。
そんな私がうつ病になってしまった経験を赤裸々に書かせてください。(身バレが嫌なので要約しています。)
私の主な鬱症状(からだ)
・急に涙が溢れてくる
・涙が止まらない
・息が正常にできなくなる/過呼吸
・目覚ましよりも早く起きる
・夜中に何度も起きる
・からだがだるい
・多発型円形脱毛症
・怪我が増える
・急な体重の増減量
・頭痛
・動悸がする
・生理が乱れる
・吐き気
・耳鳴り
私の主な鬱症状(きもち)
・自分のことがわからない
・自分をコントロールできない
・自分を責める
・自己嫌悪
・全てつまらなくなる
・どうでもよくなる
・自信がなくなる
・情けない
・ただ辛い
・消えたい
私の主な鬱症状(行動)
・今までしたことがない大胆な行動をする
・飲食ができない/するのを忘れる
・突然暴食(お菓子)
・集中力が続かない
・気付いたら時間が経っている
・服装と見た目に気が配れなくなる
・簡単なミスが増える
・冷静な判断が出来なくなる
・当たり前のことかできない
8月中旬、自分がおかしいことに気づき、同じ留学生の方のブログを読み漁りました。そこで気付いた共通点は「うつ」先ほども述べたとおり、私はうつなどとは無関係の人間だと思っていたので、まさかなと思いながら色々なサイトでうつ病診断をしてみました。
結果、中から高度のうつだと出ていたのですが、私はその結果を認めず一時的なものだと流しました。
話が飛びますが、鬱症状が始まって1ヶ月半後、友人たちにSOSを出しました。「自分がおかしいから活を入れて欲しい」「叱って欲しい」「厳しい言葉をかけて欲しい」と頼みました。
急に変なことを言い困らせたと思います。ただ誰かに「お前おかしいよ」とはっきり言われたかったのかもしれません。
そしてある留学仲間からの言葉で一度は立ち直れたものの、またひどい鬱の症状になってしまいました。
「ここが踏ん張る場所だ、頑張る」か「消えたい」の二択になります。ひたすらループです。他の考えができなくなります。
後日、ある人からの一言により精神科へ行くことに決めました。(私は大学のGPへEコンサルのリクエストをオンライン上で出しました。)
私の場合、人と話すことでいつもの自分に戻れ「自分は大丈夫だ。頑張らないと、ここが踏ん張りどころだ。」と、その時は思うのですが、数時間後にはまた鬱な症状に戻ってしまい、その繰り返しでした。
自分より辛くて大変な境遇にいる人がたくさんいるのがわかっているのにこんなちっぽけな事で悩んでいる自分自身を許せなかった。
そして、人生ではじめて自分のことをコントロールできなくてどうしていいかわからなかった。
他人から、悲劇のヒロインぶってる、自分に酔ってる、自分のことを可哀想だと思っているように見えるってわかっていたし、そう思われたくないプライドの高い自分がいてこの情け無い姿を見せたくなかったし、言えなかったんだと思います。
また私の場合、留学生活の半分以上が過ぎており数年乗り越えてきた今におこるとは信じたくありませんでした。
今言える考察としては、
自分は何事もためすぎてしまう人間だったと言うこと。
そのため、自分が受け流すことができていると思っていた
留学生活でおきた壁、孤独、カルチャーショック、差別、人間関係、プレッシャーなどがたまりにたまり、一つのきっかけで一気に爆発したのだと思います。
そして、留学中自分を追い込みすぎた。ストレス管理ができていなかった。
一度壊れてしまった私の何かが勝手に元へ戻ることはなく、
やることがわかっているのに、何にも集中できない状況が続きました。
例としては、
・教授の言っていることが頭に入ってこない。最初は英語がわからないのかな?と思っていたのですが、そうではなく、集中ができず右から左へ情報が流れていました。
・PowerPoint、参考書を見ても頭に入らない。パソコンやタブレットで見ているからかもしれない、と思い全てを紙へと印刷をしてみてのですが、解決策になりませんでした。
またコロナで人と会うことが難しい状況でしたので、一人でできることとして以下のことをしていました
・朝に運動をする
・外に出て人の中にいる、店員さんに話しかける(この状況で近づくのは申し訳ないとわかっていましたが、小さなコミュニケーションで救われていました)
・家に一人でいる時間を減らす
・景色がいいところに行く
・太陽の光を浴びる
・忙しくする(オンラインで新たに授業をとる)
これらをする事で一時的ではありますが気が紛れていました。
自分がうつだとは信じたくなかったものの自分の異変には気付いており、自分を取り戻そうと必死でした。
幸いなことに、プライドが高いおかげで、外で人と話している時は普通の自分でいれました。ですので、誰も私がうつ病だと気付かないし、信じないと思います。(もし知人にみっともない私を全て見せていたら?バレていたら?生きていけません。)
自分が一番おかしいなと思っていたのは、8月中旬から突発的に何回も消えようとしていたこと。急にここで死んだら人に迷惑をかける、負担をかけるという考えはできていて、誰にも悟られないように事故(崖から落ちる、他)に見せかけれる死に方がいいなと考えていました。
消えようとするにあたり身の周りを片付けはじめていた
私が一歩手前で止めれたのは
普通の自分へ戻らせてくれる方と出会えた、
遠くにいても、私のことを応援してくれる人達がいるのをわかっていた、
自分のことがやはり大事だったから、
頑固で芯の強い人間だったから、
周りに恵まれていたから、
だと思います。
先日GPで診察と血液検査を受け専門家の先生に「うつ病」と診断されました。そしてこれから私は治療を受けます。完治するまでどのくらいかかるかわからない、ただ二度と再発しないように一日でも早くなおしたいです。
私のようになる前に、誰か一人でも多くの方に鬱について知ってもらい、誰かのSTOPになれたらと恥を忍んで綴りました。
ここで伝えるのはおかしいですが、
私とメッセージ、電話、コロナ渦の中実際に会ってくれた人たちに頭が上がりません。
ありがとうございました。
そして、大変ご迷惑をおかけしました。
もう一度、言わせてください、
誰でもうつ病になる可能性があります。
海外で生活するストレスに加えて、天気の悪い季節、コロナによる予想できない環境下、いつもよりバランスを崩す可能性があります。少しでも辛かったら自分だけで解決しようとせず、すぐ人に言ったり、頼ってください。そして、頑張りすぎないでください。
本当に私みたいに取り返しがつかなくなります!
友人からかけてもらった言葉ですが、「弱みを見せることも強み」です。そして人にはそれぞれ違う地獄があります。私が今回のことで学んだのは、自分は思っていたより弱くて脆い人間だったということ。
最終的にSOSの信号を出せた自分、お医者さんに行こうと決断できた自分は勇敢だったと思います。もし誰にもSOSを出していなかったら?みんなに見放されていたら?現在私は生きていなかった。
このようなことでお世話になった方々に恩返しが出来るとは思っていませんが、
何か辛い、自分がおかしいと感じたら私で良ければいつでもお話しを聞きます。
いつでも、ご連絡ください。
Twitter DM @sakura_abroad
https://www.nhs.uk/conditions/clinical-depression/
そして、危ないと思ったら111へすぐに電話をしてください。
*私の場合、オンライン上でGPにe-consultantのリクエストを出し、3日以内に返信、診察、血液検査をして頂きました。その後、血液検査の結果、精密検査、薬の処方、これからの治療方針の提案がありました。
なんで取り返しがつかなくなるまで自分を追い詰めたのか、と後悔しています。
留学をしていなければ...
気軽に生きていて頑張らなかった、
うつ病になることはなかった、
こんな自分を知ることはなかった、
まだ自分で言ったことを達成していないので「このまま帰国したくない。」これが私の本心です。ですので、私には中途半端に留学をやめて帰国するというプランは一切ありません。
いつかこの経験をしてよかったと思える日、この経験があったからこそ乗り越えられる壁があると思います。
初投稿、こんな重い話になっていましたが、残りの留学生活一日一日を大切に過ごしたいと思っています。
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。そして無理をせず、からだにお気をつけてお過ごし下さい。
どうもありがとう。私も10月からロンドンで一人で暮らしていて、全然大丈夫と思っていたのに、むしろ一人時間をエンジョイしていると思っていたのに、数週間前から急に指が腫れだし、今膠原病の血液検査の結果待ちです。ずっと家にいて人とつながらない生活、自分の頭でわかっていると思っていたよりずっと体は繊細でした。自分は人が大好きで、人と繋がって生きていきたいんだなと改めて知らされました。友達や家族にオンラインで電話し、何度も何度も泣いて、笑ってを繰り返しています。読んでいて涙が出ました。
ReplyDeleteどうもありがとう。
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