私が自殺未遂をした日
一つ前の投稿で鬱について書きましたが
私はあの時自殺を試みました。
この投稿で不快になる方がいるのわかります。
ここまで言う必要があるのか?と何度も悩みました。
ただ本当に
誰かがうつ病になる前に止めたい
これが本心です。
そして最近増えている自殺のニュース、
これは他人事ではなく、誰にでもある危険性だと知って頂きたく
その一心で投稿することを決めました。
朝お医者さんから「うつ病」だと言われた
やっぱりかという笑いと安心感、そして不安のよくわからない感情だった。
そのあとZoomでオンライン授業があった、ヘラヘラ発言してふふって笑って普通の自分だったと思う。
ただビデオをオフにして消音にした瞬間おかしい自分が現れた。
パワーポイントに集中できない自分、何を言っているのかわからない、耳に入らない。次第に涙が出てきて過呼吸になった。
授業が終わり、語学のオンラインクラスを取っていたが、なんとなくでれなかった。
朝に他の検査が必要だと言われていたので正午過ぎにNHSへ再度検査に行った。
採血後の内出血を見ながらよくわからない感情が出てきた
ああ私は生きているんだなって
その日はサークルの子と6人グループで出かけた。本当に楽しかったし、この大学に来てよかったなと心の底から思えた。彼らとできるアカデミックな話もくだらない話も楽しくて、自分の選択は正解だと思った。彼らの考えや夢をきいて私は何をしていたんだろう、私も頑張ろうと思わせてくれた。
日が暮れた頃、家に帰りまたおかしい自分が出てきてしまった。
そして、今の私は人の前では平常な自分で入れるけれど
どこかで変な私がバレるんじゃないか?
頭がおかしい自分を見せてしまうんじゃないか?
と気が気じゃなかった。
自分でもわからない自分がいるのに、他人にわかるはずがない。
自分のことがわからなくて怖かった
そして頑張れない自分が嫌だった
成績を取れないなら退学、いい成績を取れなかったら将来はない、わかっているのに集中できない自分、何もできない自分に嫌気がさした
当たり前のようにできていたことができない、それが怖かった、辛かった、苦しかった。
これ以上おかしい自分を見たくなかったし、自分についていけなかった。
気づけば自分を否定するループにハマっていた。
そして疲れた、諦めたくなった。
今消えたら他人から
いいイメージの私でいれる。と思った
事実、自分が壊れているにも関わらず、
人から相談を受けて手伝いあなたなら大丈夫だよと応答している自分、
大学で、私が先陣を切ってプレゼンテーションを作り、ケーススタディでも主となるアイディアを出し、セミナーのグループも私が作って人に参加を募っていた。
他人から真面目で熱心なアジア人に見えていると思う。
変なところを見せたら
頭がおかしい女、だと思われると思った
それが嫌だった。
現に初めて私の弱いところを見せてしまった人に「もうついていけない」と言われ無理をさせていたし
また人に離れて行かれるのが怖かった。
お医者さん含め、これ以上誰にも頭がおかしい自分を知られたくなかった。
この日、何人か迷惑をかけた人に
「みっともないところを見せてごめんね。」と連絡をした。
全ては見せてないが、変な私を見せてしまっていたからその変な私の印象を取り消したかったんだと思う。
そして私は遺書を書いた。
その用紙を手に持ちながら飛び降りようと決めていた場所まで歩いた
歩いてる中やっと楽になれるな、と思った
それと同時に涙も出てきた。
生きたいという涙なのか、これで解放されるという涙なのかわからない。
ただ「消えよう」もうそれしか考えられなかった。
飛び降りようとした時に、車、人が来る、
人の前では死のうと思えなかった
だから少し待ち人がいなくなった時に
コートと靴を脱いで遺書と重ねておいた。
手前まで行った時にすぐに飛び降りれなかった。
そうしている間に人が来てしまった
「Are you alright? Do you want to talk.........?」みたいなことを言われたと思う
人に見られてしまった、人を目の前にして少し冷静になった自分がいた
私は大丈夫、ごめんなさい。と言い放ち逃げるようにしてその場を後にしたと思う
そのあとは
私は留学生活も中途半端、死ぬのも中途半端なんだなと思い失笑だった
歩くこともままならないまま自分の家の方へ歩いたと思う
そういえば最近亡くなった方たちはみんな首つりだなと思い出しながら
プランBとして首を吊って消えようとそれしか考えてなかった
その時パトロールカーに止められた
私が飛び降りようとしたところを見ていた人が通報したらしい
夢を見ているような感覚で明確ではないが
泣きながら車に連れてかれた
いろいろ聞かれたと思う
とりあえずその場にいたくなくて
家に連れて帰ってもらった
自分バカだなあ、みっともないな、また変なところを見せたなって思った
死のうとしてたよね?みたいなことを言われたと思う
そしたらまた泣けてきた
私がすぐに飛び降りれなかったのは
家族や友人にダメージを与えるのを知っていた、
今日会っていた5人が嫌な思いをするのを知っていた、
明日ご飯を食べる約束をしていた子、
前日一緒にランチへ行ってくれた人、
直前まで連絡を取り合っていた人、
日曜に遊びに行こうと誘ってくれていた子、
病院の先生、
少なからずみんな不快な思いをするのをわかっていた。
だから死ぬのを躊躇したんだと思う。
翌日のカウンセリングで
ひどいうつ病だと言われてしまった。
これからどうしたい?と言われたと思う
ひたすらすぐに治したかった。
だから、薬で治るなら1日でも早く治したい、自分に戻りたいと言った。
先生から同じ薬をしばらく取り続けないといけないと言われた。
この私がうつ病なんて、そしてこの私が自殺未遂なんて、何でこの私が?と納得できなかった。そして回復するまでたくさん時間がかかるんだなって、私はどうなるんだろう?といろんな感情が溢れてきた。
自分が自殺未遂をしたこと、そしてうつ病のことは
知り合いには絶対に知られたくない
結局何があなたの問題なの?
と言われるのわかります。私もそれが正論だと思うから、
ただのホームシックなんかじゃない、一人が寂しいわけじゃない、二度目のロックダウンに恐れているわけじゃない、
一番自分のことが怖かった
自分じゃない自分に耐えられなかった
楽になりたかった
あの時が私の限界だった
これがリアルです。
うつ病になると冷静な判断ができません。ここまでなります。
これがうつ病の怖さだと思います。
だから皆さんに気をつけてほしい。
私みたいにならないでほしいです。
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